電子書籍ストア「eBookJapan」にて、あずみきし先生の人気漫画である「死役所」の無料＆割引キャンペーンが開催しています。このキャンペーンは2017年8月16日〜同年8月29日まで。
漫画「死役所」の最新刊配信を記念して行なわれているキャンペーンです。内容は第1巻が無料。第2巻が100円。第3巻が半額割引になっています。是非、この機会に漫画「死役所」が気になっていた方はシリーズをお得に集めるチャンス！お見逃しなく！
漫画「死役所」無料・割引キャンペーン
死役所(1)
お客様は仏様です。此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。ここには、自殺、他殺、病死、事故死……すべての死者が訪れる。罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。“助けたこと、後悔してるんです。…こんなことを考えてる、自分が嫌で…”命を棄ててまで、守りたいものはありますか？魂抉る死者との対話、待望の第1巻。
死役所(2)
お客様は仏様です。此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。ここには、自殺、他殺、病死、事故死……すべての死者が訪れる。罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。“つらかったけど、楽しかったなぁ……”自分を押し殺してでも、叶えたい夢はありますか？ 魂抉る死者との対話、慟哭の第2巻。
死役所(3)
お客様は仏様です。此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。ここには、自殺、他殺、病死、事故死……すべての死者が訪れる。罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。“死ぬまで一緒に、コントするで！”すべてを肯定してくれる、人生のパートナーはいますか？ 魂抉る死者との対話、絆の第3巻。
漫画「死役所」内容や見所
漫画「死役所」は死後の世界のお話。
死んだ人間を成仏させるための施設が死役所。そこには一日に何人者、死んだ人間が集まってくる。訪れた人間にスポットをあて生きていた頃の回想シーンは死後の続きを垣間見せられる。ある者は人を助けて死んだ者。しかし、その葛藤に悩まされていたり。ある者は死んで初めて親の愛情に気づいたり…。なんとも切ない物語。
エピソードの中には良かれと思って助けた人間が実は守銭奴で救いようがない奴だったなんて…少し後味の悪いエピソードもある。
基本的に一話完結型になっているので読みやすい。ただし内容は死者を扱うモノなので決して軽くはない。全てのエピソードがハッピーエンドになるわけでもない。綺麗事を抜きにした現実的な内容になっている。
そして、この漫画の一つの見所が死役所の人間達だ。どうやら死役所で働ける人間というのは現実世界で死刑になった者だけらしい。つまり凶悪犯罪者の可能性が高い。しかし、死役所に努めている人間はそんな感じを微塵も感じさせない。
人情深かったり、冷静沈着であったり。
特に死役所の人間で最もメインとなるのが「シ村」といった男だ。過去にどんな犯罪を犯して死刑になったのか…。そこからどのように更生して死役所で勤めるようになったのか…今後、掘り下げてくるエピソードもあるだろう。そこは個人的に見所だ。
ちなみに「シ村」はいかにもお役所的な立ち振舞をする人間。しかし、時に自分の感情を見せていわゆる地獄にいくような人間に強かに激情を見せる。ますます過去に何があったのか知りたくなってしまう魅力性があるのだ。
かなり深い漫画で1巻読むごとに疲れるかもしれないが内容は非常に面白いのでお勧めの作品だ。
