50歳のおばさんが代理出産!?漫画「代理母戦争」ゆる〜い感想レビュー

インパクトのあるカバーに惹かれて購入して読んでみた漫画「代理母戦争」をレビュー。この漫画はおしん先生が描いています。

「嫁の排卵日まで姑がチェック」
「あなたが産まぬなら私が産む」

こんな強烈なキャッチコピー。壮絶な内容の漫画だと言うことがわかります。この漫画は全35ページで完結する短編漫画。サクッと読めてお値段も216円とお安い(笑)でも値段以上に楽しめる漫画になっていますよ!

※ちなみに漫画「代理母戦争」が読めるのは電子書籍のみ。また限られた電子書籍ストアでしか取扱いがありません。自分が調べた範囲では「BookLive!」「ハンディコミック」だけ。

漫画「代理母戦争」
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漫画「代理母戦争」の内容

漫画タイトルの通りなんですが若夫婦がいくら待てども子供ができない。姑はとにかく早く孫の顔がみたい。そんなすれ違いの思いから姑が暴挙に出るといった内容の漫画。

凍結保存していた受精卵を何かしらの方法で手に入れる姑。そして海外へ趣き、若夫婦の受精卵を使って妊娠して戻ってくる。姑の執念に恐ろしいものを感じる漫画。代理出産について詳しく書かれている漫画ではないが鬼女の恐ろしさを感じることが作品。いわゆる鬼女漫画が好きな人は超絶におすすめ!

とにかく恐ろしい姑

この漫画の見所と言えば鬼女である姑。若夫婦に対して過度なおせっかいばかり。その理由は単純で早く孫の顔が見たいから。

若夫婦の寝室に忍び込んで勝手に精力剤を置いておいたり…

漫画の主人公である明子はある理由で夜の営みにはコンドームを利用していましたが姑は勝手にタンスの引き出しを開けてコンドームに穴を開ける始末…(笑)とにかく前半は下衆い姑。呆れるを通り越して読んでいる側からすると笑けてきてしまう。

まさかの50歳姑が妊娠!?

中盤から物語が大きく展開していく。
海外旅行へ行くと言い残す姑。長期旅行だったようで戻ってくるのは4ヶ月後。しかし、明子は徐々に姑の異変に気づき出す。で、まさかの若夫婦の凍結受精卵を手に入れて、海外で手術を行い妊娠していたのだ。

漫画「代理母戦争」結末は?

さてさて、気になる結末。
これは是非、ご自身の目で確かめて頂きたい!

鬼女の姑も優しいお義母さんとなり…最後は…ちょっとした大ドンデン返しが待っています。決して胸糞悪い終わり方ではなく、どちらかと言うとハッピーエンド寄りな結末を向かえてくれる。

漫画「代理母戦争」は鬼女とか、あり得る話とか、衝撃的な漫画読みたい…なんて人の感性を刺激してくれる漫画。低価格だし内容も濃ゆい。お腹一杯になれる作品に仕上がっている。


代理母戦争

代理母戦争

原作・著者おしん / AMG出版
価格216円(税込)

結婚三年目。夫の実家で姑と同居中だが、なかなか子どもに恵まれず姑からの嫌味にうんざりし離婚も考えていた。姑による排卵日チェック!マムシ汁の強要!私は産む機械じゃない!やがて孫ほしさに姑が実行した恐ろしい計画とは…!?孫を渇望するがゆえの狂気の姑劇場、開幕!


※漫画紹介のため、引用と言える範囲で書籍画像を本文内に掲載していますが著作権者からの申し立てを頂き次第、すぐに画像等の削除に対応させて頂きます。