水谷フーカのラブストーリー漫画「14歳の恋」ゆる〜い感想レビュー

水谷フーカ先生の漫画「14歳の恋」を2巻まで読んだのでレビューしたいと思う。これおっさんが読んだらダメなヤツだわ。キュン死する。見ていて恥ずかしいけどニヤけちゃう…

この漫画は14歳、中学2年生の恋だ。

甘い。
甘い。
そして、甘い。

大筋は吉川和希(よしかわ かずき)と田中彼方(たなか かなた)といったカップルの恋愛模様だ。この二人は大人っぽい。と言うか外見、仕草が中学2年生にしては大人っぽいのだ。故に周りの生徒から「大人ぁ〜」と言われ少し肩身の狭い思いをしている。

事実、二人はクラスメイトに付き合っていることがバレたくないのか、学校では他人行儀な振る舞いをする。しかし、二人きりになればカップルに戻る。顔を赤らめてチュッチュする。顔もデレ〜となる。自分の中学時代を思い返せばこんな感じの二人がいたような…いなかったような。いい線をついている。

あ〜あった、あった。ありそう。ありそう。こんなこと。って感じの話しが淡々と素朴な絵で描かれていく。んで、二人のイチャラブ具合が初々しくて読んでいるこっちが恥ずかしくなる。

そんな漫画だ。

吉川和希、田中彼方のイチャラブを見よ

最初のイチャラブ場面は二人が日直になる。当然、クラスメイトの前では二人とも他人行儀だ。黒板を二人で拭いていて目が合っても顔を赤らめるだけ。言葉をほとんどかわさない。しかし、放課後、クラスで二人きりになるとチュッチュする。

席替えで和希と彼方は隣同士になる。しかし、彼方の背が大きいことで後ろの生徒から黒板が見えない。席を変わって欲しいとお願いされ承諾する。落ち込む彼方。そこで和希は彼方に先生が呼んでると嘘をついて人のいない教室に誘い込む。そこでもイチャラブする。

夏祭り、テンプレートのように彼方は鼻緒ずれを起こす。和希が彼方をおんぶする。でも彼方は鼻緒ずれに対処できるようティッシュ、消毒液、絆創膏を持っていた。和希も最初から自分の靴を貸してやればよかった。おんぶする必要、される必要はなかったのだ。しかし、二人の内面はおんぶしたかった、されたかった…といった思いがあった。はぁ〜甘い。

彼方が髪型をアップにする。なんて言うのかわからないが似合っている。二人きりの教室では和希がその髪型を見て照れ隠しでつまらないギャグを飛ばす。怒る彼方。うなじを見せながら「ちょっと色っぽいでしょ」と和希に言う。すると和希は後ろから抱きつき、うなじにチュッチュする。教室を飛び出す和希。顔を真っ赤に赤らめる彼方。あ〜甘い。

もちろん、これだけではないが、終始に渡って読んでいるこっちが恥ずかしくなるようなイチャラブを見せつけてくれる「14歳の恋」といった漫画。

初々しい恋にキュン死したい人は読むべきだよ。

なんで小っ恥ずかしくなるのか考えてみた

こういった漫画、嫌いじゃないけど読んでいて恥ずかしくなる。多分、こういった恋愛したことないからかも〜…なんて思ってみた。で、中学、高校とこの二人の形が理想だったのかも〜なんて思う。

あ〜甘い、甘い恋愛したかったよ。
それを頭の中で擬似妄想させてくれるのが「14歳の恋」だと思った。

純粋な心を持っていないマンバクがあ〜だ、こ〜だ言ってもしょうがない。とにかく漫画読んでキュンキュンしたい人に「14歳の恋」は推奨したい。

そして、キュン死すればいい。

14歳の恋 あらすじ・漫画情報

14歳の恋

原作・著者水谷フーカ
通常価格771円

中学2年。思春期真っただ中。小学校から友達の彼と彼女が本物の「彼」と「彼女」に──。甘酸っぱさ全開! 顔がニヤけて床を転げまわること必至な初恋物語、待望の第1巻。描きおろし多数収録。 2011年6月刊。

※電子書籍ストア「eBookJapan」だと2017年4月27日まで第1巻が全ページ無料で試し読み可能になっていました。