川崎三枝子の漫画「惨劇の家 嫁VS姑VSエロ舅」ゆる〜い感想レビュー

惨劇の家

エグい話で面白いと聞いた川崎三枝子先生の「惨劇の家 嫁VS姑VSエロ舅」といった漫画を購入して読んだのでレビュー。率直な感想…怖えよ姑…ちょろいよエロ鼠といった感じだ。マンバクが聞いた前評判通り、話しの内容はエグい。

男性より女性向けの漫画。特に結婚して姑と同居している人なんか痛快に読めるのではないかなぁ〜と思う。

男性が読んで楽しめるのはエロ舅の話だろう。何やってんだよ…おっさん…って感じ。最後は惨め過ぎて笑えてしまう。想像以上にエグい話と嫁、姑の問題ってこんなにも醜いものなのか…ちょっと衝撃を受けた内容になっていた。

川崎三枝子の漫画「惨劇の家 嫁VS姑VSエロ舅」の内容

オムニバス形式で4つの物語が収録されている。総ページ数は153なんだけど中身濃厚過ぎてもっと読んだような感じになった。各物語の内容は以下。

惨劇の家

とにかく醜い嫁と姑の話。
財産のため好きでもない男と結婚する章子(あきこ)、どうせお前は財産目当てだろといった感じで嫌味ばかり言う姑。でも章子は旦那との生活も良いと感じてくる。子供授かる。それを良く思わない姑がキチガイな行動を起こす。

結局、両者とも報われない形で終了。

惨劇の家に出てくる姑は怖いわ…もうなんか禍々しい。

鬼ババァのお受験騒動

これは嫁、姑に加えて子供も絡んでくる。
名門大学卒業の姑は周りに自慢したいがために孫をお受験戦争へと誘う。勉強嫌いの孫を無理やりにでも勉強させる。さながら虐待である。

この姑もキチガイだ。
孫に無理やり勉強をさせている風景は衝撃的だった。

子供からも嫌われ、最後は姑…ざまぁ( ̄ー ̄)ニヤリといった感じだ。結末は痛快でスッキリした。

エロ舅に懲罰を!!

これはもう、さながらAVである。
AVなら意外とよくある設定。旦那の父親が嫁に手を出すってアレです。姑息な手段ばかり使っていい感じに下衆。しかも元教職者といった設定が余計にエロ舅を下衆野郎に引き立てている。

ちなみに結末は惨め。男なら笑ってしまうかも。で、嫁夫婦、姑夫婦は晴れなくどちらも離婚していく運命を辿る。

エロ舅はコテンパ、フライパンって感じ。しょうがないよ…おっさん。

仕返しに殺してやる!

最後までディープだ。
嫁はバツイチ再婚。姑はそんな嫁が連れてきた子供が気に食わない。当然、嫁のことも。何かあるごとに二人に文句を言う。そんなある時、姑が嫁を入院させるほどのケガをさせてしまう。子供ブチギレ。で題名の一言。

ただ、嫁の再婚相手がデキる男で悲劇は起こらない。実家も出ていく決意をして最後はホッコリする感じだ。この漫画「惨劇の家 嫁VS姑VSエロ舅」の中では一番マイルドな物語に仕上がっている。

仕返しをして終えるのでスッキリ感が極上

内容がエグいので途中、胸糞悪くなる部分もあるが最終的に仕返しをして一泡吹かせる。なので痛快かつ爽快感のある漫画。個人的にこの手の漫画は男性より女性の方が好きだよね。と思っている。いや読者層も完全に女性だろう。

少年、青年漫画にはない女性ならではのエグさがあったので個人的には面白かった。続編があるなら是非とも読みたい。一部、エロ舅編は男性も十分に楽しむことができる内容になっている。

嫁、姑問題って色々、取り沙汰されることが多いけど、ここまで醜いものなのかぁ〜…逆に関心してしまった。(実際はどうかわからないけど…)

読後感のスッキリ度は極上なので日頃、嫁姑問題で苛ついている方は是非、読んでみて欲しい。笑えて鬱憤もスッキリできるはずだ。


惨劇の家

惨劇の家 嫁VS姑VSエロ舅

原作・著者川崎三枝子
価格378円
販売は電子書籍のみ

財産目当てに結婚したものの、次第に夫に愛情を感じ、家庭が築きあげられていく喜びを感じていた・・・そう姑の存在さえなければ!息子を、家を取られたくない姑が、妊娠した嫁に企てた計画とは・・・惨劇の幕開けが始まった!